わたしと小鳥とすずと
金子みすゞさんの記念館を訪れました。
みすゞの生誕100年目にあたる2003年4月11日、生家跡に金子みすゞ記念館が開館。
記念館にあった512編もの詩を綴ったとされるノートは、単行本ほどの小さな手帳でした。
私が両手をひろげても
お空はちっとおも飛べないが
飛べる小鳥は私のように
地面を速く走れない
私が体をゆすっても
きれいな音はでないけど
あの鳴る鈴は私のように
たくさんな唄は知らないよ
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって みんないい
金子みすゞ
26年の短い生涯でしたが、たくさんの素晴らしい詩が生き続けています。