針は糸で自分の通った道を残していく。
前へ横へと進んでいく。
時に模様を描き、時に糸で結びつけてものを作る。
針と糸はなにかを生み出す小さきもの。
待ち針
どんな時でも待っています。
出番があっても無くてもひたすら待っています。
待つのが仕事なんです。
子供のころ針山にささってる丸い玉のついた待ち針が好きでした。
仕事をしている姿は美しいといわれます。
待つのが仕事のまち針の立ち姿は、子供心にも美しく見えたのでしょう。
小さきものを愛でる。
今日の主役は「まち針」です。
あなたはどれくらい待てますか?