銀河鉄道の旅

何年か前の夏のこと

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「銀河鉄道の旅」と題して東北を旅しました。
仙台ー花巻ー遠野ー小岩井ー恐山ー青森

東北は不思議な所でした。
朱色が目に鮮やかで、一番印象に残っている色です。
赤い布にお願い事を書いて木に結びました。
水辺の側の大きな木に風でたなびく赤い布が幻想的でした。

そして、お伽話の世界観。
「千と千尋の神隠し」にも出て来たオシラサマ。
デンデラ野…その昔、60歳に以上の老人になると捨てられたといわれている所。
日中は里で働き、夜になるとデンデラ野に帰ったといわれています。
カッパ淵…河童の生まれ変わりだというおじいさんが座ってはりました。

旅の終局に訪れた所…恐山
本州最北の駅でもあり駅舎のホーム側には「てっぺんの駅」と書かれた下北駅で下車。
駅から恐山へは、バスで向います。
車中では「恐山」のまつわる摩訶不思議な話が延々と流れています。
途中、「冷水(ひやみず)」というところでバスが停まりました。

「1杯飲めば10年、2杯飲めば20年、3杯飲めば死ぬまで長生き。たとえ飲まなくても、
この話を聞いただけで3日長生きする」
と言われています。
一口飲みました。
みなさんは3日長生きします。

到着した「恐山」
バスを降りると、ものすごい硫黄の匂い。
カラスがこんなに似合う所は初めてです。
至る所に、カラカラと廻る風車と賽の河原
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浜には、ずらりと花が手向けられていました。
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三途の川も渡りました。
この橋が俗界と霊界の境となっています。
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私は、怖い話が苦手なのですけれど・・・敢えてこのお話を。
うまく言葉でいえませんが、ここでいろんな神様に出会った気がします。
宮沢賢治氏の電信柱が歩いたり、寺山修司氏の独特なアンダーグランドな世界観は、
実際に東北を旅してみて、ここからうまれた物だと確信しました。

旅の中でお伽の国に入り込み、再び生まれて帰ってきたような気持になりました。

お盆です。
皆様、暑いですけれど、お身体ご自愛のほど。


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by nao-lee | 2008-08-15 12:29 | sight
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